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美しく、丈夫なレンガの家

レンガで造られた美しい家について、ご紹介します。

 

日本ではレンガの家は珍しいかもしれませんが、歴史的建造物としてはレンガで建てられたものが多くあります。

レンガは、高い耐久性と耐火性を持つ素材です。そのため、国内外において、古くから残る建築物の多くがレンガ造りになっています。

レンガは無機材料を焼成して作られます。

その強さと美しさは、現代の家づくりにも活かすことができます。木造住宅や軽量鉄骨造住宅にはないメリットがあります。

 

例えば、戸建て住宅の維持には大きなコストがかかります。特に外壁の塗り替えは、新築から10年ごとに行わなければなりません。一度の塗り替えには少なくとも100万円前後の費用がかかります。50年間住み続けるとすれば、4回以上の塗り替えが必要になります。それに加えて、物価の上昇や建物の劣化も考えると、さらに高額な費用が必要になるでしょう。塗り替えを怠れば、建物は傷みやすくなり、修復不能な状態に陥る可能性もあります。

 

しかし、レンガを外壁にした家なら、塗り替えの必要がありません。建築コストは若干高くなりますが、長期的に見れば、賢い選択と言えるでしょう。

レンガの家に住むことは、長いスパンで考えると大きなメリットがあると言えます。

 

日本でレンガが普及したのは江戸末期です。1870年頃には国内初のレンガ工場が完成しました。

その後、東京駅や横浜赤レンガ倉庫など日本を代表する歴史的建造物が次々と建てられました。

しかし、大正時代に発生した関東大震災を契機に、地震に弱いレンガ造りは敬遠されるようになりました。そして、次第に衰退していきました。

 

最近では、レンガの家が再び注目を集めています。

丈夫で断熱性に優れ、塗り替えコストがかからないことから、「レンガの家」を復活させる動きが出てきました。

課題だった耐震性も、レンガをただ積むだけでなく、錆びないステンレス筋で緊結することで解決されました。

見た目も美しく、頑丈なレンガの家。

これから少しずつレンガの家が普及していくようになると、
街並みもまた、変わっていくことでしょう。