レンガの家は日本ではあまり見ることがありませんね。
煉瓦の家は、冬は暖かく夏は涼しいです。
猛暑や厳冬に対応した快適な暮らしを、煉瓦が提供してくれるのです。
煉瓦の家は重厚感があり、外見が緑とよく合うだけでなく、気候の変化にも対応します。
つまり、この古き昔から続く素材が、気候変動が問題となっているこの時代の最先端を走っているとも言えそうです。
煉瓦は、見た目の美しさだけでなく断熱効果を、ひいては夏や冬の冷暖房費の節約をもたらしてくれるのです。
レンガにはまだ、たくさんの利点があります。
いつかは土に還る素材であることや、環境に優しいこと、無限のデザインを作り出すことができること、透水性舗装にすればヒートアイランド対策になること、などです。
レンガについて知れば知るほど、その魅力に取りつかれてしまうに違いありません。
そして、南北に伸びている日本列島は季節風や海流の影響を受けやすく、地域によって、気候が大きく異なります。
災害大国と言われる日本。煉瓦積みの家は日本列島どこでも適応出来る自然災害にも強い住宅なのです。
1100°C以上の高温で焼きあげられた煉瓦は 耐火性・耐熱性・蓄熱性に非常に優れた素材です。
外壁材として煉瓦を積む事により、建物全体が優れた断熱材に包み込まれている状態です。
レンガで造った住宅は、最低3世代は受け継ぐことができるでしょう。
ライフスタイルはその時々で遷り変わりますが、その変化に対応できるのがレンガという素材であると考えます。
地震の多い日本では耐震性を疑われあまり広まることのなかった煉瓦ですが、木造住宅よりも外壁煉瓦造りは地震に強いと言われています。
現代では、木造の体躯の外側にさらに煉瓦を積み、ただ積み上げるだけではなく鉄筋を通したものが主流と言われています。
煉瓦壁自体が揺れのクッションとなり、建物の大きな損傷を防いでくれる効果があります。
素材が特徴的で、わたしたちに快適さを与えてくれるレンガの家。
レンガの家の魅力、少しは伝わりましたか?