私たちのおすすめする“レンガ積みの家”。
レンガの家には、素晴らしい特性がいくつもありますが、今日はその中の一つを
ご紹介します。
レンガは断熱性や遮熱効果が高いため、外の熱を家の中に取り組みにくい特性を
持っています。
また、湿気を吸収しにくいため、湿度を一定に保つこともできます。
ですから、外が猛暑であっても、家の中では快適に過ごすことができるということなのです。
レンガには、頑丈なイメージがありますよね。
また、冬の寒さが厳しいヨーロッパで建てられていたことから
冬に暖かく過ごせるイメージはあるかと思います。
しかし、夏はレンガの家で果たして快適に過ごせるのでしょうか?
冬は暖かく過ごせたとしても、夏にも熱がこもるようでは快適には過ごせません。
実はレンガの家では夏も涼しく過ごせるのですが、それにはこんな理由があります。
レンガの家は湿気に強いことも、メリットとしてあげられます。
コンクリートの外壁では水分吸水率15%以上ですが、レンガは10%以下です。
夏に近づいていく5月あたりからは、気温が高いことに加え、湿度の高さも不快に感じる要因ですよね。
レンガの家では外の湿気を家の中に取り込まないため、断熱性と湿気を吸収しにくい性質が合わさることで快適に過ごすことができるのです。
また、断熱性が高くない家と断熱性が高い家では、エアコンの効率が変わってきます。
断熱性が高いと、涼しくした家の中の冷気を外に逃がしません。
エアコンの効率が良いと、設定温度を低くしすぎなくても家の中が涼しくなるので、冷房にかかる光熱費の削減にもつながります。
ですから、レンガ積みの家はレンガの持つ特性を生かした、身体に優しい住宅と言えるのです。