今、健康住宅が注目されていますね。
健康意識の高まりにより、食事や運動、睡眠などに加え、住環境にも関心が寄せられるようになっていますね。
住環境によっては、室内空気の質が悪化することや、カビやダニなどの発生によるアレルギーなどの問題が生じることがあります。
そのため、健康に配慮した住環境が求められるようになっています。
では、レンガの家は、健康住宅といえるのでしょうか?
まず、レンガは自然素材であり、VOC(揮発性有機化合物)を放出することがないため、
室内空気の質を保つことができます。
ちなみに、VOCは、例えば塗料や接着剤などから排出されるもので、大気汚染物質の原因の一つとなり、また
人体への悪影響も指摘されている物質です。
また、レンガは防湿性に優れており、壁面が湿気を吸収することで、室内の湿度を調整することができます。
そのため、カビやダニの発生を防止し、健康的な住環境を提供します。
さらに、レンガは高い断熱性があり、外部からの熱の侵入を防ぎ、室温を一定に保ちます。
これにより、冬は暖かく、夏は涼しく快適な生活環境を提供してくれるのです。
快適な住環境というものは、ひとの心身の健康にも大きな影響を与えます。
そして、レンガは火災に対して強く、防火性に優れています。
万が一の火災が起こっても、住宅内に火の手が広がりにくいため、
住んでいる人たちにとっては安全性が高い住宅と言えます。
以上のように、レンガの家は自然素材であり、快適で安全な住環境を提供してくれるため、健康住宅といえるでしょう。