カテゴリー
ブログ

レンガの家で快適に暮らそう

福岡県を中心に煉瓦造りの家にこだわる工務店をご紹介。煉瓦の家を建てるなら煉瓦の家.com

レンガの家で快適に暮らそう

レンガの家の大きなメリットとして挙げられること。

それはいくつかありますが、その一つが耐久性に優れている点です。

他の外壁材が10~15年で塗装メンテナンスが必要となるのに対し、レンガの家は基本的にメンテナンスを必要としません。

そのため、施工費用は高くつきますが、長い目で見るとコストを抑えられるメリットがあります。

また、これまでのレンガの家は耐震性に不安がありましたが、建築方法が見直されたことで地震に強くなりました。

耐火性にも優れており、火事の被害を受けにくいメリットもあります。

地震や火事に強いということは、家族が安心して暮らせる家ということでもありますよね。

そして、レンガは耐熱性と蓄熱性のどちらも兼ね備えた素材で、家の中の温度を一定に保ちやすい性質を持っています。

そのため、夏は外からの熱気をシャットアウトして涼しく、冬は暖房の熱を逃がさず暖かい室内を保つことができ、
季節を問わずに快適な空間を実現できるということが大きな利点です。

レンガが耐熱性と蓄熱性を兼ね備えている理由は、レンガの内部に空気の層をつくる細かな気泡があるため。

空気の層が屋内と屋外からの気温をシャットアウトするので、暑さや寒さの影響を受けにくい空間をつくりだしています。

こんな魅力的な特徴をもつレンガ。そんなレンガには、いくつか種類があります。

一つ目はアンティークレンガです。

一般的に住宅に使われる建材は新品ですが、アンティークレンガは古い建物を解体したときに出た、いわゆる中古の建材です。
新品のレンガのような鮮やかな色合いや真新しさはなくても、経年による傷や色落ちといった使用感に味わい深い魅力があるレンガです。

逆に言うと、新品のレンガでは出せない独特な魅力があり、個性ある高級注文住宅を建てたいこだわりを持つ方にお薦めです。

二つ目はベルギーレンガです。
昔から家づくりにレンガを取り入れているベルギーでつくられたレンガで、
ベルギーの寒い冬を乗り越えるために断熱性に優れているのが特徴となっています。

柔らかな質感で、角の丸みや凸凹した表面をもち、それらが穏やかな優しい雰囲気を演出してくれます。

また、ベルギーレンガは色彩のバリエーションも豊富で、レンガとして主流な赤系はもちろん、黒やベージュ、ブラウン、ホワイト、黄色などさまざまな色合いがおり交ざったレンガから選ぶことが可能です。

選択肢が多いため、理想とするレンガの家を実現しやすいのが特徴です。

三つ目は、オーストラリアレンガです。
日本で流通量の多いのが、このレンガです。
オーストラリアの広大な土地から採取した赤土を原料につくられ、1200℃におよぶ高温で十分に焼きこむため、耐久性に優れています。
また、吸水性も低く、湿気の多い日本に適したレンガと言えます。

採取した地域によって色合いが微妙に異なり、さらに焼かれる過程で独特な色むらができるのもこのレンガならではの魅力。
ひとつとして同じものがないものを使うことで、既存住宅にはない味わいがある外観へと仕上げることができます。

レンガと一口にいっても、色々な表情があることがわかりますね。

世界に一つだけの、オリジナルな住宅づくりを楽しんでいただければと思います。

 

カテゴリー
ブログ

レンガ造り、生かすも殺すも エクステリア次第

福岡県を中心に煉瓦造りの家にこだわる工務店をご紹介。煉瓦の家を建てるなら煉瓦の家.com

レンガ造り、生かすも殺すも エクステリア次第

 

お家の周りに素敵な庭や、キレイに手入れされた木々のある風景は誰しも憧れますよね。


おしゃれなマイホーム作りをするためにも、空間を上手く使ってデザインしたいものです。

レンガの持つ、独特の重厚な雰囲気。
そんなレンガの持つ雰囲気に合う庭はどのようにつくっていけばいいのでしょう。

 

今は、ホームセンターへ足を運んでも目隠しフェンスなど、様々なエクステリアに使えるものが売られているので、
どれを選んで良いか迷いますね。

今日は、アイテムを選ぶときの注意するべきところや、実際の施工例で
参考になるところをお伝えしたいと思います。

 

先ほどの目隠しフェンスで言うと、設置するときに気を付けたいのは、
圧迫感や閉塞感がでてしまわないようにすること。

光や風が入らなくなり、暗いイメージにならないようにしなければなりません。

そこでおすすめの目隠しフェンスは、板幅の間隔が空いているもの。
ウッドフェンスやメッシュフェンス、半透明で光を通すポリカーボネートのフェンスもおすすめです。
メッシュフェンスには植物を這わせると、グリーンのさわやかな印象になります。

 

また、小さいお庭だからと、庭造りをあきらめないでください。
小さい庭だからこそ、植物を植えるとぐっとおしゃれな空間になります。
まずはイングリッシュガーデン風やハワイ風、ロックガーデンなど、自分が好きなテーマは何かを探してみましょう。
そしてプランターに寄せ植えをする感覚で植栽をすると、まとまりがありおしゃれな印象のお庭となります。

一カ所に植える場合ですが、高・中・低と植物の高さに変化を付け、上下に目線が行くようにします。

 

住まいの周りの狭い敷地を石敷きやタイル敷きにすると、雑草対策にもなりデザイン性の高い空間を作ることができます。

外観のイメージに合った色合いの石やタイルを使うことで、統一感のあるすっきりとした印象のお庭に。
石の間はちょっとした植栽エリアにし、好きな植物やグランドカバーなどのを植えると、華やかな空間になります。

 

物が置けないくらいの小さな庭であるなら、フォーカルポイント(注目点)となるガーデンファニチャーを

1つでも設置すると空間に彩りが与えられ、おしゃれなお庭にすることができます。

たとえば、ベンチやアーチ、トレリスなどお庭のイメージのメインとなるアイテムを選び、
そこからイメージする植物や小物でお庭をデザイン。
こうすることで、まとまりのあるエクステリアができあがります。

 

このように、様々な素材を使うとメリハリがうまれ空間を広く感じさせることができます。

アプローチもレンガ、石、タイル、砂利、コンクリートといったものの色や材質を交互に使うなど
うまく組み合わせることで、デザイン性の高いおしゃれな外構エクステリアを演出することができます。

 

また、お庭には家の壁の色に調和する、少しハードな形のレンガを使用してみても。

圧迫感のない雰囲気づくりとしては、玄関までの距離をアプローチにして、少し蛇行させることで、

ストレートなアプローチよりゆっくりと進めるようにすることで、来客の緊張感を和らげる効果もあるでしょう。

 

家の大きさにもよりますが、あるお宅は庭にある樹木を、6m・7m級をメインにして全体的なボリュームを出しています。

床面はただただフラットに仕上げるのではなく、土を盛ったり、景石を据えることで変化をつけたりしています。

お庭は作って終わりではなく、月日が経つにつれ味わいが増すようなものを考えていくのも楽しいですよね。

また、お庭造りにおいては、全体のバランスと使い勝手など動線の確認がとても大事です。
デザインの美しさだけでは結果的に利用価値が半減してしまいます。


土質、日当たり、隣地にも気を配りながら、お庭造りを行っていけることが理想ですね。




カテゴリー
ブログ

レンガの家に住む人たちの声の実際の声

福岡県を中心に煉瓦造りの家にこだわる工務店をご紹介。煉瓦の家を建てるなら煉瓦の家.com

レンガの家に住む人たちの声の実際の声

レンガの家に実際に住んでいる人たちの声を
何組かインタビューして、感想を聞いてみました。

 

 

●以前の住宅の場合は、湿気でクロスにカビなどがあったが、
レンガの家では結露が一回もありません。

 

●夏場も暑さがなく、帰宅しても涼しく、空気がからっとした状態です。
二階のほうのエアコンをつけるだけで、一階も涼しくなります。

 

●以前は、家の外の周りのクルマの音が家に居ても聞こえてきてうるさかったが、
レンガの家に暮らすようになって、そんなうるさくなく感じている。

 

●小さい子供たちがいても、周りを気にせず遊べる。

 

●以前の家は、エアコンを切ると、暑さがもどってきたり、冬も急に寒くなるなど
温度が持続しない感じがするし、寒すぎるとしんどくなり、快適さがない家だった。

 

●空気がきれいで気持ちが良く、快適に過ごせている。

 

●温度差がないとストレスがなく、冬が寒くない。
身体が芯からあたたまって、多少薄着で外にでてもまったく冷えない身体になっている。
以前の家では、ガスストーブの取り合いになっていて、本当に寒かった。
それでストーブをずっとたいてるので、結露がひどかったが、今はまったくそんな事は感じない。
魔法瓶の家聞いていたが、住んでみて良くわかった。
基本的に冬は床暖房だけで全く寒く無い。
夜寝る時には床暖房を切って、朝はタイマーでつけるが、暖かい。
夏も外から帰ってくると家の中が少しひんやりした感じがするので、
やっぱり断熱がすごく効いているという実感がある。

 

●以前の家との違いは、光熱費が雲泥の差でかなり下がった事。
冬はエアコンをつけていなくても18度から下がらない。昼間は20度を超えて暖かい。

 

●レンガの家はホテルみたいに快適。


●レンガの家は空気の感じが自然で、夏は高原のような感じ。
温度調節がうまく人のからだにあっているという感じがする。


●快適すぎて殆ど家からでなくなった。
空気感が安定していて暑い夏なのにまったりと過ごせる。
暑い夏であっても、熱帯夜もなく普通に起きられるし、
赤ちゃんを何時間抱っこしていても大丈夫。
暑くて泣くという事はない。
お風呂あがりでも普通に赤ちゃんをそのあたりにおいていても大丈夫で、
本当に子育てしやすい家だと実感している。

 

こんな声が寄せられています。
やはり、レンガの家に住むことで、気温差を感じることが少なく、身体への負担も少ない様子がうかがえます。
レンガの家に住んでみての実感、ぜひ皆さんの家づくりに生かしてみてはいかがでしょうか。

 

 

カテゴリー
ブログ

レンガの家にマッチする内装は?

福岡県を中心に煉瓦造りの家にこだわる工務店をご紹介。煉瓦の家を建てるなら煉瓦の家.com

レンガの家と聞くと、ヨーロッパを思い起こさせるような外観の家を想像しますよね。

そんな魅力的なレンガの家。レンガの家には、どのような内装が合うのでしょうか?

今回は、いくつかの事例を紹介したいと思います。

 

レンガの持つ重厚感や高級感、落ち着いた雰囲気を内装に取り入れて、
ご自分のお好みのデザインの内装に仕上げてみましょう。

レンガの持つ、機能性や性能の高さも魅力の一つです。

耐久性の高さは、家を物理的に守ってくれる外壁としての大きな強みになります。

レンガを内装に使用する場合だと、耐火性や耐水性の高さがポイントになります。

火と水どちらも使うキッチン、水周りだとお風呂や洗面所などで取り入れることができます。

 

また、間仕切りなどに使用するだけではなく、水回りのアクセントとしてレンガを用いることにも向いています。

リビングは家の中でも最も長い時間を過ごす場所であり、おしゃれさはもちろん居心地の良さも欠かせません。

空間を広々と感じさせるために、天井の高さや壁・床の素材、間取りや窓の位置・大きさなどを考えていきます。

 

例えば、無垢のフローリングを取り入れると、海外の住宅らしい雰囲気になるためおすすめです。

キッチンは、使用頻度が高い人の意見をぜひ多く取り入れましょう。

そうすると、キッチンに立つ人の便利さや好みを反映できますよね。

おしゃれさももちろん大切ですが、キッチンは機能性がとても大切になってくる場所です。

デザインだけではなく、動線も意識しましょう。

 

また、おしゃれなキッチンにするには、タイルの有効活用がおすすめです。

例えばキッチンのワークトップに大きめのホワイトタイルを取り入れることで、
清潔感もプラスして演出することができます。

 

そして、おしゃれな部屋づくりには、塗り壁を取り入れるのもおすすめです。
リビングやキッチンだけの一部分を塗り壁にしてみると、個性的でおしゃれな住宅になりますよ。
ホワイトの塗り壁は明るく清潔感を感じさせるため、北欧風の住宅にもピッタリです。

壁紙やドア、フローリングなどは、それぞれ別々に考えるのではなく、
トータルバランスを考慮しながら決めていくと良いでしょう。


特に大事になってくるのは、色の選び方や比率ですが、これは全体のまとまりを決める上での大切なポイントです。

色の配色には黄金比率があります。
基本的には、次の比率で、ひとつの部屋を3色以内でまとめるとバランスがよくなります。

インテリアにおける配色の黄金比率=70:25:5

となっています。

 

壁材は、ドアや床、家具の色味を考えて色調を合わせると、バランスがよくなります。
色調は、床よりも明るく、天井よりもやや落ち着いたものにすると、
天井を高く見せられると言われています。

 

アクセントクロス(壁の一面または一部に、他と異なる色や柄の壁紙を取り入れること)を使って、
空間にメリハリをつけると個性的なお部屋になります。

 

また、内装の雰囲気を決めるインテリアテイストの種類も、様々なものがあります。
モダン、和モダン、ナチュラルモダンの他、ナチュラルテイスト、北欧、カフェ風のものや
ブルックリンスタイルなどがあります。

 

自分たちの理想とするテイストはどのようなものが良いのか、
自分たちのイメージと照らし合わせて考えていきましょう。

カテゴリー
ブログ

レンガの家に関する補助金情報

福岡県を中心に煉瓦造りの家にこだわる工務店をご紹介。煉瓦の家を建てるなら煉瓦の家.com

レンガの家に関する補助金情報

レンガの家に住むことで生まれる、大きなメリットは耐久性の高さです。

 

自然素材から生まれたレンガは、紫外線に強いことや、カビや腐食が起こりにくく、
その寿命は50年以上、100年以上とも言われています。

一般的な外壁塗装などのように、約10年周期でメンテナンスが必要ということは
基本的にありません。


また、暑さに対しての耐熱性や、寒さに対する蓄熱性のどちらも兼ね備えているのが、
レンガという素材です。

レンガは、焼き上げて生成する過程で細かな気泡が内部にできるため、
空気の層が存在しています。

屋外と屋内の間に配置するレンガは、両側から受ける気温をシャットアウトする役割があります。

夏であれば外の熱気を侵入させない涼しい屋内を実現し、
寒い冬には暖かさを保った屋内をキープできるため、季節に応じた快適空間を
作り出すことができるのです。

 

埼玉県深谷市では、昔から続くレンガ工場があったのですが、
これにはエピソードがあります。

 

この工場は、日本煉瓦製造株式会社といいます。
日本で最初の機械式レンガ工場であり、郷土の偉人渋沢栄一翁らにより設立されたものです。

その後、東京駅をはじめ日本銀行、赤坂離宮など、
明治から大正にかけて多くの近代建築物がこの会社のレンガを使い建設されました。

このような歴史的背景を踏まえて、レンガを活かしたまちづくりを推進するため、
深谷市では、平成7年から深谷市レンガのまちづくり条例を制定しています。

内容について見てみましょう。

 

中心市街地で建築物や外構工事にレンガやレンガ調タイルを使用した場合、
その規模に応じて補助金を交付します。

こちらは、建築物の新築、改築、増築、模様替え(既存の建築物に対し
材料又は仕様を変えること)、を行った場合に
その使用面積に応じて補助金を交付するというものです。

店舗などでは、最大補助200万円、専用住宅では最大補助30万円が交付されます。

また、建築物の外壁に加え、重点路線では外交の門柱、彫り、塗装も対象となります。

 

こういった条例を制定している市もあります。
レンガの家を建てることでの、メリットの一つになりますので、
補助金を活用することも検討されるといいですね。

 

 

カテゴリー
ブログ

レンガを使ったリフォーム

福岡県を中心に煉瓦造りの家にこだわる工務店をご紹介。煉瓦の家を建てるなら煉瓦の家.com

レンガを使ったリフォーム

お家をあっという間におしゃれにリフォームできる素材に、
“レンガ”があります。

 

レンガは西洋建築に多く用いられ、見た目だけでなく数多くの機能性も
兼ね備えています。

外壁サイディング、塗り壁で変色ないし褪色してしまった壁をリニューアルも
よいですが、
レンガ積みの壁にすることで、100年を超える先までメンテナンスは要りません。

 

また、レンガというと外装に用いるのが一般的なイメージですが、
内装にも利用することが可能です。

そこで、今回はレンガを用いたリフォームについてご紹介します。

 

レンガを使ったリフォームと聞いて、外壁や庭などの外装のリフォームが
一般的にイメージされるのではないでしょうか。

一般的な外壁材は、経年とともに色褪せや汚れ、ひび割れなどが目立ち
ほうっておくと見た目がかなり古びた感じになってきてしまいます。

 

レンガの外壁は、加齢を楽しめる建築材料であるので、外壁を魅力的に演出してくれるでしょう。

一度施工すると定期的なリペア以外、よほどのことがない限りは
外壁を張り替える必要がないのです。

 

また、レンガには蓄えた熱を放出しにくいという性質をもっているため、
室内の温度を一定に保つことができます。

 

レンガ積みの外壁は、耐久年数が長期にわたります。
ですから、造っては壊す新建材と違って、廃棄物処理が少なく、地球に優しいエコリフォームと言えます。

 

このようなレンガ素材ですが、内装にも用いることができます。

壁全体をレンガにすることで、お部屋がヨーロッパ風のおしゃれな雰囲気に変わります。

 

また、レンガは無数の小さな穴が開いており、通気性や湿調性にすぐれています。

レンガは呼吸します。

もともと上質の粘土を使って焼き固められたレンガは、
土壁と同じように吸湿性・排湿性があり、自然に湿度を調節し、嫌な結露もおこしにくくなります。

お部屋の中を快適に整えてくれるというわけです。

 

こういったお部屋の雰囲気を大事にするために、内装にもこだわってみましょう。

一つ目は、アイアン。

内装にもよく使用される素材です。無機質な印象になることもありますが、
ビンテージ感やアンティーク感を出したいときにもぴったりの素材です。

 

二つ目は自然素材です。

ナチュラルな雰囲気や少し和の雰囲気を取り入れたような内装もよく合いますので、
壁に珪藻土や漆喰を使用したり、床や家具には無垢材を使用したりと、好みのテイストに合わせて自然素材を取り入れてみましょう。

 

レンガの家へのリフォームプラス内装で、より自分たちに合った快適な空間を実現してみましょう。

 

カテゴリー
ブログ

現代建築におけるレンガの位置づけとは

福岡県を中心に煉瓦造りの家にこだわる工務店をご紹介。煉瓦の家を建てるなら煉瓦の家.com

現代建築におけるレンガの位置づけとは

レンガは重く、基礎から積み上げる必要があり、
職人さんの手を必要とし、
近代的で調整可能な建築物を建てることは
難しいところです。

 

現状、外壁用のレンガを作る国内工場も少なくなってきています。

ですから、実はレンガ職人も絶滅の危機に瀕しています。

しかし、レンガを使った住宅は、建築も空調などの省エネ化をめざすべく、
今後も推進されていくと推測されます。

 

レンガの住宅が増えていくことは、何を意味するのかというと、そのまま建物の長寿命化に
繋がっていくということなのです。

 

ところで、現在の建築の難しさのひとつに、建物の寿命があることが指摘されているのは
ご存じかもしれません。

特に、日本の建築物は比較的はかない命だと言われています。
総務省の住宅統計調査によると、日本の建築物の寿命はわずか30年で、
アメリカは103年、イギリスは141年と、かなりの開きがあります。

 

昨年まで早稲田大学理工学部だった小松幸雄教授は、
このような日本と欧米の考え方の違いをこのように説明しています。

日本では、建物の価格はやがて減価していく。
一方、欧米では、建物はそのコストを維持することが期待されている、と。

 

日本の建築は寿命が短いため、
次々と建て替えられることが前提となっています。

そして、欠陥住宅を引き起こす原因の一つは、建物は安くてもいいという風潮が
あるからともいえます。

 

建てるだけでなく、建物を維持し、活用できる、
長く皆に使い続けてもらえる建物を造っていくこと。

 

レンガの家で造った建物は、世代をまたいで使い続けることのできる、
そんな建築物です。