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レンガの家と木造住宅

レンガは呼吸しています。


土から生まれた自然素材のレンガは、
木造住宅よりも優れた品質をいくつも持っています。

 

例えば、レンガの家に住むひとたちの声を拾ってみると、
5月頃の温感を家の中で年中味わっていけるということです。

これはストレスフリーな環境を生み出しているとも言えますよね。

人間は微妙な変化をも五感で感じとって生きています。
温度のバリアフリーがない空間では、住まいのストレスを解消でき、
心身の健康に大きな影響を与えることになる可能性があります。

 

今では多く使われるようになった現在のレンガ風外壁ではなく、
煉瓦積みの家に住むということは
三世代後にも引き継いていけるような家に住むということでもあります。

 

環境に対しても負荷のかからないのがレンガの家なんですね。

そしてレンガは、例えば雪がふり積もる中においても、自分の城をかまえるのには
もってこいの材料ともいえます。

レンガのもつ性質が、そのようなことを可能にしてくれるのです。

 

時が経つにつれて風格や深い味わいが現れてくる素材は
他にはないといえるでしよう。

コンクリートやタイルなど他の建築材料では、
どんな色を使ってもレンガのような温もりは表現できません。

 

北国にレンガが使われているのは、温かさを生み出すためなのかもしれません。

レンガのもっている質感が北国の室内の生活の中で、
特に大切な意味をもっているからでしょう。

レンガ造りの建物の中で過ごすと、一般的な住宅の中で
過ごすのとはまた違った感覚を味わえるからです。

 

また、日本でよく使われる木造住宅の寿命は30年といわれますが、
実はこの数字は解体された木造住宅の築年数からの算出に
よるものです。

実際にはもっと長く住むことが出来る家もあり、
本来住まいとして使える状態であるにも関わらず解体されている
中古住宅が多いのが日本の現状です。

 

解体された住宅築年数を国際比較すると、
レンガ造りが主流のアメリカでは55年、
イギリスでは77年となっており、
日本の住宅の寿命は著しく短いことが分かります。

いままさに環境破壊が進んで、エコロジーへの関心が高まる中、
土に還るということがエコロジー製品である条件にもなっています。

土からできているレンガという建築材料は、
最良のエコロジー素材と言えるのかもしれません。

 

レンガは、ご存知のようにメンテナンスフリーの材料であり、
目地を外せば、リサイクルとして使うことができます。
増改築にも対応できるため、社会環境にも優しい材料です。

ボンド等の接着剤を使用してもいないため、
廃材等もリサイクルできます。

また、レンガ造りの家は資源を無駄にしない省エネルギー構造にもなっています。

 

そうすると、レンガ造りの家と木造の家、どちらを選択しようか、
迷う方も出てくるかもしれません。

どちらも住居に適した建材ですが、レンガは自然の熱を保持するため
寒い気候の下ではとてもうまく機能します。

どちらを選択するのか悩んでしまったときには、場所や目的、メンテナンスなどの問題、
これらを改めて考慮してみてください。