本物のレンガで家のデザインをフルチェンジしませんか?
現在は一般的な外壁はサイディングが多いですが、10年一回塗り替えが必要になってきます。
レンガの外壁リフォームなら、新築以上にデザインに飽きがこないでしょう。
しかも、10年に1回の塗り替えも必要ありません。
自宅の外壁をレンガにリフォームすることを、今回はお薦めします。
日本では目にすることが少ないレンガの建物ですが、
そもそもレンガとは何で出来ているのでしょうか。
レンガとは、粘土に泥・砂などを加え練った材料を、型に入れて乾燥、
もしくは素焼きした建築材料のことを指します。
一つのレンガは直方体の形をしていて、モルタルを接着剤替わりにして
一個ずつ積み上げ、建築物を形作っていきます。
レンガの持つ独特の風合いは、土に含まれる成分や、乾燥・焼きムラの違いが作り出す
自然感のある色合い・形によるものです。
また、レンガには様々な色味があります。
皆さんがよく目にするのは赤茶のレンガでしょうか。
他にも、素焼き系、グレー系、白があります。
そして、レンガは加齢を楽しめる建築材料とも言えます。
一度施工してしまえば数十年後にもう一度張り替える必要もありません。
本物のレンガは無機質な素材の為、石やガラスと同様
紫外線や雨風にさらされてもほとんど劣化しません。
またレンガは、吸水性がかなり低く、水に強い部材であるため、
とても高い耐久性が特徴となっています。
そのようなことから、本物のレンガの場合では、塗装する必要性はありません。
他にもレンガにはこのような機能性もあります。
カビが発生しにくいこと、紫外線の影響を受けにくいこと。
また雨風に強く、劣化した部分のみをメンテナンスできるという強味もあります。
レンガには無数の微小な孔が開いており、外気の湿度に合わせて
水分を吸収したり、放出したりするため、室内を快適に保つことができます。
ですから夏は外からの暑さから建物を守り、エアコンなどの冷気を逃しません。
冬には外からの寒さから守り、夏を逃がさないことになります。
年間を通して快適な生活を送りたいのであれば、レンガにリフォームすることを
考えてみると良いでしょう。
一般的な外壁は素材を保護するため塗装を必要としますが
レンガは吸水性が低く耐久性にも優れているために、塗装によるメンテナンスは必要ないのです。
また、カビやコケが生えにくいという特徴もあります。
住宅の外壁の種類は様々ですが、本物のレンガではなく
レンガ調の外壁材を使用するケースも多く見られます。
レンガ調の外壁材の中には、サイディングとタイルの2種類があります。
サイディングは、触った時の感触が本物よりも柔らかく、
レンガ同士の溝が浅いです。
セメントと繊維質を固めて作られたボードで防水性がないため、
外壁塗装を定期的にしなければいけません。
レンガ調サイディングは、コーキングの劣化、サイディングの反り・割れ、
チョーキング現象、色褪せ、カビといった劣化症状がしだいに現れます。
補修方法は、塗装工事や張り替えを採用するケースが多くみられます。
サイディング外壁には本物のレンガのように防水性はありませんから、
定期的に外壁塗装に取り組んでメンテナンスする必要があります。
その他、サイディングボード自体が劣化してしまうようなこともあります。
レンガはほぼメンテナンスフリーと言って良く、
若いころのように動けなくなることを考えると
メンテンナスが楽なほうを選択しておけば、後が楽といえるでしょう。
レンガの家はローランニングコストハウスと言えます。
家を建ててそこに暮らす。
さらに、住み続けてということを考えると長きにわたり、
住む人がずっと幸せを感じられる住まいがベストですね。
レンガの外壁にリフォームして快適なエコライフを実現していきましょう。