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内装にはレンガを

外壁ではなく、内装にレンガを使ってみたい!
そんな方におススメしたいのが今回の記事です。

 

レンガは外壁や塀など、外装建材のイメージがありますが、内装にも使われています。
温かな土の質感はくつろぎのひとときを演出してくれることでしょう。

味わい深いレンガ特有のデザインが好きな方や、
輸入住宅系のテイストの家が好きな方に。

 

内装の壁に使うと、朝と夕方では壁の色も違って見えることから、
まるで生き物のようだと言う人もいます。

数色を選んでブレンドして使うことも可能なので、
カラーバリエーションは無限となります。

レンガを使って、世界にたったひとつの家をつくることができます!

 

レンガの原材料は泥や粘土なので、
水分を吸収しやすい性質を持っています。

湿度を自動調整してくれるので、この性質を生かして
家の中にレンガを使ってみるのはいかがでしょうか?

 

例えば、湿気の入りやすい玄関土間にレンガを使ってみることも良いですね。

土間をレンガにすることで、華やかな雰囲気にもつながる効果も期待できます。

レンガの表面のザラつきのおかげで、雨の日でもまったく滑りません。

 

また、間仕切り壁やカウンターの土台部分などを、
積みレンガで作るのもひとつのアイデアです。

それでも、リビングなどの広い居室に
レンガを取り入れるのに躊ちょしてしまうときには、
洗面所などの小さめの空間に活用するのはいかがでしょう?

 

レンガの色合いによっても家の雰囲気ががらりと
変わってしまいます。

例えば抑えめの色にすると重い印象ではなく、
爽やかな雰囲気に仕上がります。

落ち着いた茶系のレンガは、木製のオープン棚とも相性がよく、
心地よいヴィンテージ空間を演出してくれます。

レンガにしか出せない独特な風合いは、
ヴィンテージテイストやスタイリッシュな空間にもよくなじみます。

 

例えばこういった使い方は?
リビングとダイニング間の壁に、
防音効果を持たせるためにレンガを使用し、
レンガ造りのようなホームシアターに!

 

また、キッチンでも好みのスタイルに合わせてレンガの色を選ぶと、
インテリアの雰囲気はぐっと良くなります。

ホワイト系など明るい色のレンガは軽やかな雰囲気があり、
ナチュラルやフレンチテイスト・カフェ風の雰囲気を作れます。

凹凸感のあるレンガであれば素朴な印象に、
タイルのようななめらかなレンガであれば洗練された印象になります。

 

濃い色のレンガは重厚感があるので、クラシックや男前インテリアなどによく似合います。

少し懐かしい雰囲気と、ビンテージな味わいのあるレンガ。

デザインの好みで選ばれる方も多いのですが、
実は実用面でも優れものなのです。

 

例えば、キッチンで使う場合ですが
レンガは耐火性や耐水性に優れているため、
火や水を使うキッチンにも安心して使うことができるのです。

 

シンクの周りや背面の奥の壁、キッチン側面の壁などに
アクセントとしてレンガを取り入れてみてはいかがでしょうか?

キッチンの壁は油汚れとの戦いですよね。

油を使う料理をすると、必ず油はねや油煙が立ち上り、
知らず知らずのうちにコンロ周りの壁はベトベトになっていきます。

普通に考えれば、お掃除しやすい=拭き取りやすい壁にしたいところ。

こういった理由から一般的な住宅ではキッチンパネルを貼り付けると思います。

ですが、レンガは油を吸収してくれるため掃除の必要がないといっても過言ではありません。

 

実際、キッチンにレンガの壁を作ったお客様からは、
掃除の必要がほぼなかったという声もいただいています。

見た目にも汚れた感じは全くなく、触ってみても
レンガのもつザラザラの感触のまま。

掃除しやすい壁、ではなく掃除しなくても味わいの出る壁、
これは心強いですね。

 

ぜひ、レンガの内装を選択肢の一つに考えてみてはいかがでしょうか。