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長持ちする家

福岡県を中心に煉瓦造りの家にこだわる工務店をご紹介。煉瓦の家を建てるなら煉瓦の家.com

長持ちする家

日本では、10年たったら外壁塗装、15年たったらリフォーム、
ということが当たり前のように受け入れられ、
家がつくられていました。

 

ですが、後に残る子供たちに財産を残そうとするならば、
その一つは長持ちする家を建てることでしょう。

 

メンテナンスが楽で、長い目で見るとコストもかからず、
それでいて長持ちもする、それがレンガの家です。

 

また、家族の健康について考えてみた場合でも、
レンガの家には価値があります。

 

レンガ自体に備長炭と同じような効果があるということが
わかり、空気をきれいにしたりしてくれたり
ひとの身体も健康になるといわれています。

 

人間はもちろんのこと、建物の健康にもよいのです。

 

また、これまで人間がしてきたように、
家を建て替えれば大量のごみが
発生し、また森林資源もエネルギーも使い、
無駄な二酸化炭素も排出します。

 

今後はそういったことを繰り返すよりも、
長く持つ家に目をむけてみませんか?

 

長持ちする家は、つまりはエコな家ということにもなります。

快適で健康的に暮らせて、安全でリラックスできる家。

 

そんな家で暮らしてみたいと思いませんか?

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流通ラインの見直し

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流通ラインの見直し

昔は、一戸建て住宅の寿命といえば、
30年というのが常識でした。

 

そして20年もすると、通常は大規模なリフォームが必要になります。

 

これは地球環境に対しても、金銭面から考えても
とても大きな負荷になります。

 

ですが、かつての日本では家は100年くらいもつのが
当たり前だったのです。

 

その理由は、一人の経験豊かな大工さんが
棟梁となっている工務店主体で、
家の全体を建てていたからです。

 

職人さんのもつ技術が、人の手から手に受け渡されていた
時代だったんですね。

 

ところが、時代の移り変わりとともに、
様々な業種から多くの企業が住宅業界に参入してきました。

 

そのような、いわゆる”住宅メーカー”は、大々的に広告をうって
集合住宅展示場を作ったり、営業マンを多く雇ったりして
お客さまと沢山の契約をとることに成功したのです。

 

住宅メーカーは、現代的なデザインや、豪華な設備、内装の美しさを
アピールし、
またそういった表面的な要素が人々にうけたことも、
ハウスメーカーで家を建てる人が増えた原因の一つでもあります。

 

そういった流れの中、先述した棟梁たちが
家を丸ごと一つ任されるということが
なくなっていきました。

 

そして、結局はハウスメーカーの下請け大工さんとして
仕事をすることになっていったのです。

 

工務店の中には、請け負った仕事をそのまま孫請けに出すところも
あり、住宅建設の流通はますます複雑になりました。

 

そんな流れの中、住む人にとって大切な価値のある家が、
家族の健康を損ねる原因になってしまったり、
家のローンやリフォームのための資金繰りで
住む人にとって負担が大きくなってしまう、
そんなことが起こってきました。

 

大きな目で見ればそれは地球環境の破壊にも繋がっていく
マイナスな循環になっていったのです。

 

こうして住宅業界を眺めてみると、
建築コストに大きな無駄があるということが
わかってきます。

 

流通ラインの複雑化が、最も着目すべき部分だと言えます。

 

それを簡略化することで
コストダウンが図れるのです。

 

自分の最終的な目標を忘れず、座標軸をぶれさせることがなければ、
コストも自然と整えられてくるでしょう。

 

そうすると、どこにも無駄がなくなり、
工務店もお客さまも、関わる業者もみんな喜ぶことに
繋がっていくはずです。

 

こういった知識を踏まえつつ、
コストダウンについてもう一度
検討してみましょう。

 

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歴史をひもとく

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歴史をひもとく

ヨーロッパでは、百年、二百年の単位で住居の建材が
受け入れられ、進化してきたという歴史があります。

 

今でもよく見られるレンガ造りの家は、もともとの石造りの家が進化したものです。

 

17世紀半ばから、イギリスやオランダなど石材が豊富ではない国を中心に広まりました。

 

大きなきっかけは、1666年に起きたロンドン大火です。

 

その大火は4日間にわたって燃えつづけ、
市内に建つ家屋の約85%が焼けてしまったそうです。

 

そのような大きな被害が起きてしまった結果、木造建築が禁止されました。

 

代わりに耐火建材としてレンガを使用した建物が急速に広まっていきました。

 

そして、場所はかわり南米のボリビアでも、日本のような木造住宅はほとんどありません。

 

ほぼすべての住宅が、なんとレンガとセメントでできているのです。

 

乾燥しているこの地域では、火災を防ぐことに対してもレンガが役立っているようです。

 

風土によっても建築材料の違いがあります。

 

木が少ない砂漠の周辺などでは、身近な建築材料といえば泥と石ころくらいでした。

 

こうなると、石や土を積み上げて壁をつくる方法しかありません。

 

人類最初のレンガは乾いて固まった土を、まだ柔らかい泥を接着剤にして積み上げるところから始まったようです。

 

積み上げるには平らな形であり、また大きさも揃っていた方がうまく積めます。

 

手早くレンガを形作るためには、型枠を使い、次々と型抜きすればより効率的です。

 

その結果、レンガは長さと幅と厚みが、ほぼ4対2対1という形に落ち着くのです。

 

最初のレンガは、土を固めて太陽の熱で干しただけの日干しレンガでした。

 

そこからレンガの歴史がはじまっていきます。

 

そして、レンガの発明は人類の四大文明と共にありました。

 

レンガは人間の身近にある土を使って作ることができるので、
世界各地で最も古くから使われてきた建築用材料のひとつだと
いえます。

 

身近な素材に着目し、そこから今のレンガの家の歴史に
繋がっています。

 

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耐火性能について

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耐火性能について

レンガの外壁が火に強いということは、イメージしやすいでしょう。

 

レンガの原料は土です。

 

粘土のような土を焼いたものが、レンガになりますが、
外壁はこれをセメント目地をはさんで積み重ねたものです。

 

レンガの中に通しているものは、金属である鉄筋です。

 

ですから、外壁には燃えるものは一切使われていません。

 

そのため、隣家が家事になろうとも、レンガの外壁は
決して燃えないのです。

 

このことは、保険会社の対応からもわかります。

 

保険会社においては、レンガの家が耐火性能が高いことを評価されるため、
火災保険も半額となっています。

 

これは大きなメリットだと言えます。

 

レンガ積み外壁の防火構造性能評価試験では、
接している隣の家から出火があっても、外壁レンガの裏側の温度は
数度しかあがらないという結果が出ました。

 

それに加えて家の構造体、断熱材、壁の内装といったものがあるので
隣が火事であっても、壁からの熱は全く伝わらないと
いっても過言ではありません。

 

素材の持つ特性に着目し、レンガでたてた家は
夏は涼しく冬は暖かい家を実現できるというわけです。

 

熱を伝導させにくいので、断熱性能がとても高い。

 

レンガの持つ利点を生かした家づくりで、
快適な空間を実現させましょう!

 

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ひとの身体と家との共通点とは?

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ひとの身体と家との共通点とは?

人間のからだは、骨格があってそのまわりに筋肉がついて
動けるようになっています。

 

そしてその身体の中にある大事な臓器を、
骨格や筋肉によって守っています。

 

人間の身体の個々の器官は、それぞれの役目を果たすために
全体のうちの一つとして働いているのです。

 

会社が、従業員がいなくてはなりたたないのと一緒です。

 

社長だけが頑張っても、会社は経営できないということですね。

 

これは、家についても同じことが言えます。

 

躯体としての構造は、人間の骨格のようなものです。

 

そして、壁や外壁というのは、内側を快適な状態に保つために
働いてくれています。

 

家というものは、そこに住む人の
心身の健康を守り、癒して回復させていく、
まるで生命体と同じようなプロセスで
機能しているのではないでしょうか。

 

住まう家を考える時には、こういったことを踏まえた
人に優しい家を考えることが条件となります。

 

これが、一番大事にするべき軸になります。

 

環境が悪ければ家自体も短命に終わってしまいますが
条件が整えば、ずっと長く家として機能してくれるものです。

 

ひとにやさしい家は、近隣地域にも優しく、
地球環境にも優しい家に繋がっていきます。

 

光熱費も優しいから、家計にも優しい家ともいえそうです。

 

家というものを人間のからだになぞらえてみて
いま一度、捉えなおしてみませんか?