省エネハウスと煉瓦の家
省エネで過ごしやすい家、というとどんな家をイメージしますか?
木材、コンクリート、鉄、家を建てる際には様々な材料をつかって建築していきますよね。
建築材料の中でも、人気のあるものは材木と煉瓦なんです。
日本では、個人が家を建てる時には一般に木造建築が多く、レンガ造りの家についてはあまり知られていません。
レンガの原料は土で、化学物質を一切含んでいない自然素材です。
また、真夏の暑い時期や冬場の寒い時期には、冷暖房を入れて家で過ごすことも多いですよね。
実は、冷暖房に費やされるエネルギーは暮らしに必要なエネルギーの約3割と言われています。
レンガの家でのケースを考えてみますと、レンガ自体の断熱性とレンガの持つ蓄熱性、それから壁体内の通気層の空気の流れにより、冷暖房の負荷を減らします。
同じ厚さのコンクリートと比較しても、約2.5倍の断熱効果があります。
さらに構造体の主な部分を占める無垢材ですが、これはコンクリートの10倍もの断熱効果を誇ります。
これらの自然素材と断熱材により二重、三重の断熱効果が得られるわけです。
このようなことから、レンガの家は省エネの観点からも注目されています。
夏まっさかりのときも、レンガの家であれば涼しく快適に過ごせますね!